リアバンパーが外れてしまうと、見た目だけでなく安全面でもリスクとなります。
この記事では、外れたリアバンパーを正しくはめる方法をわかりやすく解説します。リアバンパーの固定にはクリップやビスが使われており、外れたバンパーを無理なく正しく戻すには、それらの位置や状態をよく確認しながら作業を進めることが重要です。
正しい手順を知ることで、応急処置から専門的な修理依頼までスムーズに対応できます。
記事のポイント
リアバンパーが外れたら、まず慌てず安全確保を最優先に
応急処置はテープ、結束バンド等で仮止めするが、あくまで一時的な処置
外れたままの走行は、脱落やセンサー誤作動で危険
内部クリップは破損しているため、プロによる点検・修理が必須
修理費用は損傷で変動、軽微なもので10,000~全交換150,000円程度
目 次
外れたリアバンパーをはめる方法

外から見ただけでは分からなくても、一度外れたバンパーの内部では、固定用のクリップが破損していたり、目に見えない歪みが生じていたりします。
自分でできる応急処置をしつつ、必要に応じて専門業者に依頼することが推奨されます。
リアバンパーが外れた時の対処法
縁石にぶつけてしまった、駐車場でぶつかったなど、予期せぬことでリアバンパーが外れてしまうと、誰でも慌ててしまいますよね。しかし、まずは落ち着いて、安全に対処することが最も重要です。ここでは、万が一の際にどうすればよいか、具体的なステップで解説します。
ステップ1:まずは安全の確保を
最初にやるべきことは、ご自身の車と周囲の安全を確保することです。
道路の真ん中などで外れてしまった場合は、慌てずにハザードランプを点灯させ、後続車に注意を促しながら、安全な路肩や駐車場までゆっくりと車を移動させてください。移動する際は、バンパーがタイヤに巻き込まれないか、地面に擦って火花が出ないかなど、細心の注意を払います。安全な場所に移動できたら、必ずエンジンを切り、パーキングブレーキをかけてください。
ステップ2:バンパーの損傷状態を確認する
次に、リアバンパーがどのような状態になっているか、詳しく確認しましょう。
- どの程度外れていますか?
一部が浮いているだけか、片側が完全に外れてぶら下がっているのか、それとも全体が脱落してしまったのかを確認します。 - バンパー本体に損傷はありますか?
大きな割れや亀裂、変形がないかを目で見て、手で軽く触って確認します。破片が鋭利になっている場合もありますので、ケガをしないよう十分注意してください。 - 周辺部品は大丈夫ですか?
バンパーの近くには、テールランプやバックソナー(障害物センサー)などの重要な部品が取り付けられています。これらの部品や配線に損傷がないかも確認しておきましょう。
ステップ3:走行するための応急処置
損傷状態を確認したら、整備工場まで安全に走行するための応急処置を行います。これはあくまで一時的な処置であり、本格的な修理ではないことをご理解ください。
- 一部が外れている、またはぶら下がっている場合
走行中に脱落すると非常に危険なため、一時的に固定します。ご家庭にある養生テープや布製のガムテープ、もし車にあれば結束バンド(インシュロック)などが役立ちます。バンパーと車体の隙間がなくなるように押し込み、テープで数か所をしっかりと固定します。このとき、バックソナーのセンサー部分をテープで塞いでしまうと警告音が鳴りやまなくなることがありますので、避けて貼るようにしてください。 - 完全に外れてしまった場合
バンパーをそのまま道路に放置することはできません。もしトランクや後部座席に積める大きさであれば、車内に積んで運びましょう。ただし、無理に積もうとして内装を傷つけたり、ご自身がケガをしたりしないよう注意が必要です。大きすぎて積めない、危険だと判断した場合は、無理をせずロードサービスなどを利用することも検討してください。
最終ステップ:速やかにプロの整備工場へ
応急処置は、あくまで整備工場まで安全にたどり着くための「その場しのぎ」です。
外から見ただけでは分からなくても、バンパーを固定している内部のクリップやステーといった部品は、ほぼ間違いなく破損しています。応急処置のまま走行を続けると、走行中の振動で再び外れてしまうことになります。
なるべく早く修理業者に持ち込んで、専門的な修理を受けましょう。
フロントバンパー・サイドバンパーの外れの直し方

バンパーは車体にクリップやビス、ボルトで固定されていますが、クリップが外れやすく、衝撃が加わると簡単にずれたり外れたりします。
直し方の基本は、外れたバンパーを持ち上げてクリップの位置に合わせて上方向に押し込むことです。クリップがしっかりはまるとバンパーは固定されます。ただし、クリップが破損している場合はこの方法では直せません。そうした場合は、専用の粘着テープや養生テープを使って応急的にバンパーを車体に固定します。粘着力が強く、走行中に剥がれにくいテープを使うことが望ましいです。
また、テープだけで不安な場合は、穴があいている箇所に通して固定できる結束バンド(タイラップ)を使う方法もあります。100円ショップなどで手軽に購入でき、応急固定に効果的です。
応急処置が終わったら、速やかにディーラーや整備工場で修理やクリップの交換を依頼してください。特にサイドバンパーは見た目だけでなく走行の安定性にも影響を与えるため、専門家の点検を受けることが大切です。
以上の手順を守れば、バンパーの外れを安全に直し、その後の事故やトラブルを防ぐことができます。無理に力を入れすぎると破損が悪化するため、慎重に作業してください。
バンパーの応急処置に使える道具
バンパーが外れた際には、応急処置を行うことでとりあえずの安全を確保できます。以下の道具が役に立つことがあります。
- 強力補修テープ・ダクトテープ
どちらも非常に強力で、一時的にバンパーを固定するのに便利です。バンパーをしっかりと押し込んだ後、テープを使ってバンパーをボディに仮留めします。ただし、長期間の使用は避けるべきです。 - 結束バンド
結束バンドは、狭いスペースでも使いやすく、強度もあります。クリップが折れた部分やボルトが外れたところに通し、しっかりと固定します。十分に引き締めることで、安定した固定が可能です。 - ドライバーセット
バンパーが部分的に外れた際に、取り外しや再固定を行うために必要です。ペンチやマイナスドライバーを用意しておくと良いです。 - 軍手
作業中に手を保護するために軍手があると安心です。バンパーのエッジや破損部分での怪我を防ぎます。
これらの道具を活用して、応急処置を行うことができますが、あくまで一時的なものであり、早めに整備工場での点検・修理を検討してください。
外れたリアバンパーをはめる方法│予防策、修理費用など

バンパーが外れる原因と予防策、バンパー修理を依頼できる場所、バンパー修理のプロに依頼するメリットと注意点、バンパーの損傷度合いに応じた修理費用の目安について解説します
バンパーが外れる原因と予防策
バンパーが外れる原因はいくつかありますが、適切な予防策を講じることでリスクを減らすことが可能です。
原因
- 衝撃や事故
小さな衝突でも、バンパーのクリップやボルトが緩むことがあります。 - 経年劣化
長年の使用により、プラスチック素材や取り付け部品が劣化し、しっかりと固定できなくなることがあります。 - 不十分な修理
以前に修理した際に、部品が正確に取り付けられていない場合、緩む可能性があります。 - 車高を下げている場合
ドレスアップのために車高を下げているお車は、当然ながら地面とバンパーの距離が近くなります。そのため、通常であれば問題ないようなわずかな段差やスロープでもバンパー下部を擦りやすく、外れや破損のリスクが格段に高まります。
予防策
- 定期的な点検
車検時やメンテナンス時に、バンパーの取り付け状態をチェックしてもらうと良いです。緩みや劣化があれば、早めに対処します。 - 衝突防止
駐車の際に注意を払い、物に接触しないよう心掛けます。周囲の状況を常に確認することが重要です。 - 適切な修理
修理や交換が必要な場合、信頼できる整備工場に依頼し、品質の良い部品を使ってもらうことをお勧めします。 - ノーマルの車高に戻す
ノーマルの車高であってもドレスアップはできます。車を痛めてまでスタイルにこだわる必要はないということです。
これらの対策を講じることで、バンパーが外れるリスクを大幅に減少させることができます。日常的なメンテナンスを心掛けることで、長く安心して愛車を使用することが可能です。
バンパー修理を依頼できる場所

バンパーが外れた際には、信頼できるプロに修理を依頼することが重要です。以下のような場所で修理を依頼することができます。
- 自動車整備工場
総合的な点検と修理を行うことができる整備工場では、信頼性の高い修理が可能です。専門の技術者が在籍しており、正確な診断と適切な修理を提供します。部品の交換が必要な場合でも、品質の良い部品を使用して安心な修理を行います。 - ディーラー
メーカーの正規ディーラーでは、車種に特化した知識を持つ技術者が対応します。純正部品を使った修理が受けられるため、車の価値を保つことが可能です。定期点検や保証サービスも受けられますので、安心して任せることができます。 - 専門の板金塗装業者
バンパーの修理や交換に特化した板金塗装業者では、美観を保つ修理を行います。外装に関する知識と技術を持ち、美しい仕上がりを提供します。小さな傷やへこみの修理にも対応できます。
バンパーのトラブルを安全に解決するためには、これらの専門機関に依頼することをお勧めします。適切な修理を行うことで、安全性と見た目の美しさを保ち、快適なドライブを楽しむことができます。
バンパー修理のプロに依頼するメリットと注意点
バンパー修理をプロに依頼することには、多くのメリットがありますが、いくつか注意すべき点もあります。
メリット
- 専門的な知識と技術
プロの整備士は、豊富な経験と専門知識を持っており、バンパーの状況を正確に診断し、的確な修理を行います。 - 品質の高い部品
正規品や高品質の部品を使用することで、安全性と耐久性が保証されます。特にメーカーの純正部品を用いる場合、車の価値も保持できます。 - 安心の仕上がり
バンパーの外観や塗装を含め、美しい仕上がりが期待できます。専門の板金塗装業者の場合、細部にわたる丁寧な作業を施します。 - 保証とサポート
多くの業者では修理後の保証サービスを提供しています。何か問題が起きた際にも迅速に対応してもらえるため、安心です。
注意点
- 費用
専門家による修理は、DIYに比べて高額になります。事前に見積もりを取得し、費用を確認しておくことをお勧めします。 - 時間
修理に必要な時間が長くなることがあります。修理の規模や業者の混雑状況によっては、数日かかることも考慮しましょう。 - 業者選び
信頼できる業者を選ぶことが重要です。口コミや評判を確認し、安心して依頼できる業者を選びましょう。
バンパーの損傷度合いに応じた修理費用の目安

バンパーの修理費用は、傷や割れ、へこみなどの損傷の程度によって大きく変わります。まず、軽い擦り傷や小さなひび割れであれば、10,000~25,000円程度で修理が可能です。例えば、10cm×10cm以内の小さな傷なら1万円前後、それより大きい傷でも25,000円程度が一般的な目安です。板金業者やカー用品店では、さらに安価なプランも用意されている場合があります。
次に、バンパーにへこみやゆがみが発生した場合は、修理費用がやや高くなり、30,000円前後が平均的な相場です。へこみが小さければそれほど高額にはなりませんが、範囲が広がると費用も上昇します。
バンパーが大きく割れたり、複数の箇所が損傷した場合や、修理よりも交換が適切な場合には、より高額な費用が必要になります。バンパー交換の場合、普通自動車では40,000~60,000円(部品代+工賃)、軽自動車では30,000円(部品代+工賃)程度が目安です。ただし、ディーラーでの交換は100,000~150,000円と高額で、カー用品店は50,000~100,000円、板金業者は30,000~50,000円程度が一般的な相場です。
修理費用は、損傷の範囲や場所、依頼する業者によっても異なるため、必ず事前に見積もりを取得してください。軽い傷やへこみであれば、カー用品店や板金業者を利用して費用を抑えることができます。しかし、大きな損傷の場合は交換となるため、業者ごとの価格や修理期間も比較しながら、最適な方法を選択することをおすすめします。
総括│外れたリアバンパーをはめる方法
リアバンパーが外れることは予期せぬトラブルですが、適切な対処法とプロのサポートを活用することで、安全に解決することができます。応急処置ではガムテープや結束バンドを使って仮止めし、できるだけ早めに整備工場や専門業者に相談することが大切です。
修理は損傷度合いに応じて適切な方法を選び、プロに依頼することで高品質で安心な仕上がりが期待できます。費用の目安を参考にし、事前に見積もりを取ることで費用対効果の高い修理を計画しましょう。
バンパーのトラブルを未然に防ぐために、定期的な点検と安全運転を心掛けることも重要です。