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車のアーシングは効果なしって本当なの?旧車が生まれ変わるかも!?

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アーシングを施行中の整備士

愛車の性能アップを考えるとき、「車のアーシング」というカスタムを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。インターネットや雑誌では「燃費が向上した!」「走りが変わった!」という声がある一方で、「アーシングなんて効果なし。お金の無駄」といった厳しい意見も見かけ、一体どちらを信じれば良いのか分からなくなってしまいます。

そこでこの記事では、「アーシング」の真実に迫ります。本当に効果はあるのか、それとも効果なしなのか。メリットから危険を避けるポイントまで解説します。

記事のポイント

アーシングは旧車や経年車で効果を体感しやすい
DIYも可能だが、正しいやり方をしないと危険
近年の車は元々アースが最適化され、効果が出にくい
接続ポイントを間違えると、故障のリスク
ケーブルは耐熱性に優れ、抵抗の少ないものを選ぶ

車のアーシングは効果なしって本当?

アーシングの配線を取り回す整備士

車のアーシングは、バッテリーのマイナス極からエンジンやボディへの電流経路を強化する施工で、特に旧車や経年劣化した車両で低速トルク向上、燃費改善、アイドリング安定、ライト光量アップ、オーディオ音質向上などの効果が期待されます。

アーシングって効果あるの?
車のアーシングのデメリットは?
やってはいけないアーシングは?

アーシングって効果あるの?

良好な状態のエンジンプラグ

アーシングとは、車のバッテリーのマイナス極からボディへの電気抵抗を低減させる施工です。これにより、電流の流れがスムーズになり、各電装部品に安定した電力が供給されます。

効果としては、点火系の安定化が挙げられます。低中速域でのトルク向上やスロットルレスポンスの改善、エンジン高回転域の安定、始動性の向上、アイドリングの安定、燃焼効率アップによる燃費向上、排気ガスの清浄化などが期待されます。
また、ライトの光度向上やオーディオシステムの音質改善も報告されています。特に、古い車や経年劣化した車両でアースケーブルが弱っている場合に顕著です。
ただし、新車や電装系が完調の車では効果が薄い場合もあります。

DIYで簡単に施工可能ですが、信頼できるケーブルを使い、正しい方法で行うことが重要です。効果を最大限に引き出すため、まずはアース接点を清掃してから施工をおすすめします。

車のアーシングのデメリットは?

静電気の放電現象

車のアーシングのデメリットは、主に「ショートなどのリスク」「効果が出にくい場合があること」「配線の劣化やメンテナンス負担」「保証や電装誤動作の可能性」です。

まず、アーシングで配線を増やすとラジエーターなどの高温部に近い配線が溶けたり、配線がプラス端子に触れてショートにつながる危険性がありますです。
次に、近年の車は電気系が最適化されているため、新車や電装が良好な車ではアーシングによる改善がほとんど体感できないことがある点がデメリットです。

また、アーシング用のケーブルや接続部は使用で劣化し、断線や接触不良が起きれば逆にトラブルの原因となるため、定期的な点検・交換が必要で手間とコストがかかりますです。
さらに、後付け配線によってECUや各種センサーが誤動作を起こす可能性や、改造扱いになってメーカー保証が受けにくくなるケースがあることにも注意が必要です。

最後に、施工方法や接続箇所を誤ると期待する効果が得られないばかりか、電装系トラブルに発展するリスクがあるため、安易なDIYは避け、専門店での施工と適切な取り回し・絶縁処理を推奨します。

やってはいけないアーシングは?

アーシングを施行中の整備士

やってはいけないアーシングは、誤った取り付けや不適切な部材の使用によって安全性や電装系に悪影響を与える施工です。以下に具体的な例と理由を挙げます。

  • バッテリーのプラス側や制御側へ接続するアーシングは行ってはいけません。プラス側に誤って接続するとショートやの原因になるためです。
  • 純正アースを外して後付けケーブルだけにする施工はやってはいけません。純正アースを外すと車の電子制御が誤動作したり故障の原因になるためです。
  • バッテリーのマイナス端子直下にある電流センサーを無視して施工することは避けるべきです。近年の車種では電流センサーの位置を把握せずにアースを追加すると充電制御やECUに誤動作を起こす可能性があるためです。
  • 高温部(エキゾーストマニホールドや遮熱板など)や可動部(ファン、ベルト、スロットルケーブル近傍)にケーブルを這わせる施工はしてはいけません。熱で被覆が溶けたり、可動部に巻き込まれて断線・ショートの危険があるためです。
  • アース線を他の電装配線と密着させたり束ねたりする取り回しは避けてください。他配線への干渉やショートの原因になりやすいためです。
  • 絶縁処理や固定を怠る施工はやってはいけません。接続部が緩んだり露出したりすると接触不良リスクが高まるためです。
  • 不適切な太さ・材質のケーブル(細すぎる線や非耐熱の被覆材)を使うことはやめてください。過電流や熱で劣化しやすく、安全性と耐久性が損なわれるためです。
  • 新車や保証期間内の車で、安易にアーシングを行うことはおすすめできません。アーシングが改造扱いとなり、メーカー保証や修理対応に影響する可能性があるためです。

安全に行うには、純正アースを外さず適切な接続点を選び、電流センサーの有無を確認し、耐熱・十分な太さのケーブルと確実な絶縁・固定を行うこと、そして不安がある場合は専門店で施工することを推奨します。

車のアーシングは効果なしって本当?│やり方、コードなど

アーシングのケーブルを準備する整備士

アーシングに効果的なポイントは、エンジンヘッド、オルタネーター、ラジエーター、スロットルボディなどで、銅製の細線多本束ねケーブルを使い、純正アースを外さず追加接続します。

車のアーシングのやり方
効果的な車のアーシングポイント
車のアーシングケーブルについて
車のアーシングは効果なしって本当?│総括

車のアーシングのやり方

車のアーシングのやり方は、純正アースを補強する形でバッテリーのマイナス端子からエンジンやボディの各ポイントへ高品質なケーブルを追加接続する施工です。

準備するもの

  • アーシングキット(銅製の高品質ケーブル、端子、ボルトナット付きのもの。抵抗の少ない太めの線を選びます)
  • 工具(10mmソケットレンチ、テスター、ワイヤーブラシ、タイラップ、絶縁テープ)
  • バッテリー端子外しツール(ショート防止用)

基本的な手順

  1. エンジンをかけずにバッテリーのマイナス端子を先に外します。プラス端子も外してショートを防ぎます。
  2. アースポイントを決めます。テスターで抵抗値を測定し、低抵抗の場所を選びます。測定できない場合は以下の標準ポイントを参考にしてください。
  • エンジンブロック・ヘッド(点火安定)
  • ラジエーター上部(冷却ファン安定)
  • スロットルボディ(レスポンス向上)
  • オルタネーター(発電効率アップ)
  • ボディフェンダー(全体電位安定)

3. 各ポイントのボルトを緩め、アースケーブルを共締めします。純正アースは絶対に外さず追加します。ワイヤーブラシで接点を清掃し、錆を除去します。

4. ケーブルを取り回します。高温部(エキゾーストマニホールド)や可動部(ファン、ベルト)から離し、ボンネット開閉に干渉しないルートを選びます。タイラップで固定し、絶縁テープで保護します。

5. 全てのケーブルをバッテリーのマイナス端子に共締めします。端子ボックスがあるキットは目立つ位置に固定します。

6. バッテリーのプラス端子を先に、マイナス端子を後に接続し直します。エンジンをかけ、アイドリングや走行で異常がないか確認します。

    この方法で低速トルク向上や燃費改善を実感する場合が多く、ポイントを5〜8箇所に増やすと効果的です。

    効果的な車のアーシングポイント

    アーシングの配線をする整備士

    効果的な車のアーシングポイントは、エンジン周りや発電系を中心に選ぶことで点火安定、レスポンス向上、燃費改善などの効果が最大化されます。
    効果の高い主なポイントを以下に挙げます。各ポイントで期待できる効果と接続のコツを併記します。

    • エンジンヘッドまたはエンジントップ:
      スパークプラグの点火効率が向上し、低中速トルクや高回転安定、スロットルレスポンスが改善します。ヘッドボルトに共締めし、清掃を徹底してください。
    • オルタネーター付近(オイルキャップ横の純正アースポイント):
      発電効率が上がり、走り出しのスムーズさやアクセルレスポンスが向上します。オルタネーター直下のポイントが最適です。
    • ラジエーター上部:
      電動ファンの動作安定と冷却効率アップが期待されます。高温部から離れたボルトを選びます。
    • スロットルボディ:
      吸気効率向上によりレスポンスと燃焼効率が良くなり、燃費改善につながります。ポート形状を活かした空気流を促進します。
    • エンジンブロックまたはオイルパン:
      全体の電流安定とレスポンスアップを図れます。ミッション近くも併用でギア入りのスムーズ化が可能です。
    • ボディフェンダー:
      走行時の静電気除去で防錆効果と全体電位安定が得られます。フェンダー内側のボルトが便利です。

    これらのポイントを選ぶ際は、テスターで抵抗値を測定し、低抵抗箇所を優先します。純正アースを外さず追加接続し、耐熱ケーブルで高温部を避ける取り回しを心がけてください。新車より旧車で効果が顕著です。

    車のアーシングケーブルについて

    アーシングのケーブルを加工する整備士

    車のアーシングケーブルについては、電気抵抗を最小限に抑え、電流の流れをスムーズにする高品質なものを選ぶことが成功の鍵です。

    選ぶべき素材と特徴

    • 銅線が最適:
      銀線も市販されていますが、車の純正配線が銅線のため、銅製ケーブルで十分に効果を発揮します。銀線は高価で追加効果がありません。
    • 細い銅線を多本束ねたもの:
      電気は表面を流れる「表皮効果」があるため、太い単線より細い線を多数束ねたケーブルの方が表面積が大きく、抵抗が低くなります。
    • 特殊メッキと耐熱被覆:
      無酸素銅にメッキを施し、透明ビニールや耐熱シースで保護されたものが理想です。熱や劣化に強く、長期間安定します。

    おすすめの仕様

    • 長さ:
      50cm〜120cmのキットが便利で、エンジンやボディポイントに合わせやすいです。4m巻きタイプならカットして調整可能です。
    • 端子:
      M6ボルト対応の圧着端子を複数備え、ハンダ付けや24Kメッキ加工で抵抗を減らします。

    注意点

    純正アースを強化する前提で選び、耐熱結束バンドを併用します。自作時はボルトサイズを確認し、ハイクオリティ素材で劣化を防ぎます。

    車のアーシングは効果なしって本当?│総括

    アーシングは、車の電気系統の効率を向上させるための手法ですが、その効果は車種や現状の配線状態によって異なります。適切に行えば、エンジンの始動性や電装品の性能改善が期待できますが、不適切な施工はかえってトラブルを引き起こす可能性もあります。

    アーシングの際には、高品質なケーブルと正確な接続が重要です。接続ポイントの選定や配線の取り回しにも注意を払い、プロの意見を参考にすることをおすすめします。費用対効果を考慮し、期待しすぎずに進めることが成功の秘訣です。

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