愛車の足元を彩るホイール。その輝きが失われ、くすんでしまうと、車の印象も一気にダウンしてしまいます。
特にアルミホイールはブレーキダストや水垢が付着しやすく、気づけば白くくすんでしまっていることも。
そこで、手軽に入手できる金属磨き剤として名高いピカールに注目が集まります。
「ホイールのくすみはピカールで取れるのか?」
この疑問を抱えるドライバーは少なくありません。
ピカールは研磨力が高いことで知られていますが、アルミホイールにそのまま使用しても大丈夫なのでしょうか?
素材を傷つけたり、逆に輝きを失わせてしまうことはないのでしょうか?
この記事では、ホイールのくすみをピカールで落とす方法、注意点、そしてその他のおすすめ洗浄方法まで、徹底的に解説していきます。
ピカールを正しく使いこなし、愛車のホイールを本来の輝きに戻しましょう。
記事のポイント
ピカールはホイールのくすみ、軽度の酸化・汚れ除去に効果的
アルミホイールへの使用は可能だが、注意が必要
スチールホイールにもピカールは有効
ホイール磨き前に、必ず目立たない箇所でテストを実施
洗浄後、コーティングで保護すると輝きが長持ち。
ホイールのくすみ、ピカールで復活!?

出典 - 公式サイト
ピカールはアルミホイールのくすみや軽度な酸化・汚れの除去に非常に効果的な金属用研磨剤です。
適切に使用することで、表面の曇りや細かな傷を取り除き、輝きを取り戻せます。
ピカールはアルミホイール磨きに使える?
ピカールはアルミホイールの磨きには基本的に使えますが、注意が必要です。
ピカールは研磨力が強い金属磨き剤なので、アルミホイールの輝きを取り戻す効果は確かにあります。
しかし、使い方を誤るとホイールを傷つけたり、逆に輝きを失わせる可能性もあるため、注意深く作業する必要があります。
ピカールが有効なのは、ブレーキダストや水垢などの頑固な汚れが付着している場合です。
軽い汚れであれば、中性洗剤や専用のホイールクリーナーで落とせます。
ピカールを使うのは、これらのクリーナーで落ちない汚れに限定しましょう。
使用する際の注意点
- 必ず目立たない場所で試してから使用する
アルミホイールの表面処理は様々です。
クリア塗装が施されているホイールにピカールを使用すると、クリア層を削ってしまい、逆に艶がなくなってしまう可能性があります。
そのため、まずは目立たない部分で試して、問題がないことを確認してから全体に使用しましょう。 - 少量ずつ、力を入れずに磨く
研磨力が強いので、一度に大量につけたり、ゴシゴシ力を入れて磨くと、ホイールに傷がつく恐れがあります。
少量を柔らかい布にとり、優しく円を描くように磨きましょう。 - 磨き終わったら丁寧に洗い流す
ピカールの成分が残っていると、腐食の原因になる可能性があります。
磨き終わったら、水で丁寧に洗い流し、乾いた布で拭き上げてください。 - 定期的な使用は避ける
ピカールは研磨剤なので、頻繁に使用するとアルミホイールを削りすぎてしまいます。
頑固な汚れが目立つ場合にのみ使用し、普段のお手入れは中性洗剤や専用のホイールクリーナーで行いましょう。

アルミホイールの輝きを取り戻す手順
アルミホイールの輝きが失われ、ブレーキダストや水垢などでくすんでしまった時、ピカールは強力な助っ人となります。
しかし、その研磨力を正しく理解し、適切な手順で作業を行うことが重要です。
- 洗浄
まずは、ホイールに付着した砂や泥などの汚れを洗い流します。
高圧洗浄機があれば理想的ですが、なければバケツとカーシャンプー、スポンジを使いましょう。
汚れが残っていると、ピカールで磨く際に傷の原因となるので、念入りに洗うことが大切です。 - 脱脂処理
アルミホイールの表面に付着している油分を完全に落とすために、専用の脱脂剤を使用します。
これにより、後続の研磨剤の効果が高まります。 - 目立たない場所でテスト
アルミホイールは表面処理が様々です。
クリア塗装されているホイールにピカールを使用すると、クリア層を削ってしまい、逆に艶がなくなってしまう可能性があります。
そのため、必ず目立たない場所で少量のピカールを使い、テスト磨きを行いましょう。 - ピカールを塗布
柔らかい布に少量のピカールを取り、ホイールに塗布します。
一度に広い範囲に塗布するのではなく、手のひらサイズ程度の面積を目安に作業を進めましょう。 - 磨き
力を入れずに、円を描くように優しく磨いていきます。
ゴシゴシと力を入れて磨くと、ホイールに傷がつく恐れがあります。
ピカールの研磨力に頼り、優しく磨くことがポイントです。 - 洗い流し
磨き終わったら、ピカールの成分が残らないよう、水で丁寧に洗い流します。
成分が残ると、腐食の原因になる可能性があります。
特に、スポークの裏側や細かい部分など、洗い残しがないよう注意しましょう。 - 乾燥
きれいな乾いた布で、ホイールに残った水分を完全に拭き取ります。
自然乾燥させると、水垢の原因となるため、必ず拭き取りましょう。 - ワックス/コーティング (推奨)
ピカールで磨いた後は、ホイール表面の保護膜が薄くなっている状態です。
汚れの再付着や劣化を防ぐため、ホイール専用のワックスやコーティング剤を塗布することをお勧めします。
これにより、輝きを長持ちさせ、今後のメンテナンスも楽になります。
注意点
- ピカールは研磨剤なので、頻繁に使用するとアルミホイールを削りすぎてしまいます。
頑固な汚れが目立つ場合にのみ使用し、普段のお手入れは中性洗剤や専用のホイールクリーナーで行いましょう。 - 作業は日陰で行い、ホイールが熱い時は避けましょう。
- ゴム手袋や保護メガネを着用して作業すると、より安全です。
スチールホイールにピカールは使える?
ピカールはスチールホイールの磨きに有効です。
スチールホイールは錆びやすく、頑固な汚れが付着しやすい素材ですが、ピカールの研磨力であれば、それらの汚れを効果的に落とすことができます。
特に、長年の使用で蓄積されたブレーキダストや油汚れ、そして表面に発生した錆を落とすのに最適です。
使用する際の注意点
- 錆の進行度合いに注意する
深い錆や腐食が進行している場合は、ピカールだけで完全に修復するのは難しいかもしれません。
そのような場合は、ワイヤーブラシなどで錆を落とした後、錆転換剤などを用いる必要があります。
ピカールは、表面の錆や汚れを落とすための補助的な役割と考えてください。 - 塗装されているホイールへの使用は避ける
塗装されたスチールホイールにピカールを使用すると、塗装を剥がしてしまう可能性があります。
塗装の状態をよく確認し、不安な場合は目立たない部分で試してから使用しましょう。 - 力を入れすぎない
ピカールは研磨力が高いので、力を入れすぎるとスチールホイールに傷をつけてしまう可能性があります。
少量を柔らかい布にとり、優しく円を描くように磨いてください。 - 磨き終わったら丁寧に洗い流す
ピカールの成分が残っていると、腐食を促進する可能性があります。
磨き終わったら、水で丁寧に洗い流し、完全に乾いた布で水分を拭き取ってください。
その後、防錆効果のあるワックスなどを塗布しておくと、錆の発生を抑制できます。
さらに、ピカールを使用した後、スチールホイールを保護するために、ホイール用のコーティング剤やワックスを使用することをお勧めします。
効率的な研磨作業のためのポイント

ピカールの力を最大限に活かし、かつ安全に作業するためには、いくつかの注意点を守ることが重要です。
効率的な研磨作業とホイールの保護を両立するためのポイントを以下に解説します。
- 事前準備を怠らない
- ホイールの温度
熱を持ったホイールにピカールを使用すると、成分がすぐに乾燥し、ムラになりやすくなります。
作業は日陰で行い、ホイールが冷えている状態で行いましょう。 - 洗浄
事前にしっかりとホイールを洗っておくことで、ピカールの効果を最大限に引き出せます。
泥や砂などの汚れが残っていると、研磨中に傷の原因となるばかりか、ピカールの効果も半減してしまいます。 - 保護具
ピカールは研磨剤を含むため、皮膚への刺激や目への飛散を防ぐために、ゴム手袋と保護メガネを着用することを推奨します。
2. 適切な量と力加減 - 少量ずつ塗布
一度に大量のピカールを使う必要はありません。
少量を布に取り、少しずつ広範囲に伸ばしていくことで、ムラなく均一に磨くことができます。
- 力加減は優しく
ピカールの研磨力は非常に強力です。
ゴシゴシと力を入れて磨く必要はありません。
優しく、円を描くように磨くことで、十分な効果を発揮します。
力任せに磨くと、ホイールに細かい傷をつけてしまう可能性があります。
3.効率的な作業手順
- 分割して作業
ホイール全体を一度に磨こうとせず、スポーク1本ずつ、あるいはホイールを4分割するなど、小さなエリアに分けて作業を進めるようにしましょう。
それによって、ムラなく綺麗に仕上げることができます。 - 適切なツールの選択
柔らかい布を使うのが基本ですが、細かい部分や複雑な形状のホイールには、綿棒や歯ブラシなどのツールを活用することで、より効率的に作業できます。
ただし、金属製のブラシはホイールを傷つける可能性があるので避けましょう。
4.磨き後のケア
- 徹底的な洗い流し
磨き残しがあると、腐食の原因となる可能性があります。
水で丁寧に洗い流し、ピカールの成分を完全に除去しましょう。 - 保護コーティング
ピカールで磨いた後は、ホイール表面の保護膜が薄くなっている状態です。
ホイール専用のワックスやコーティング剤を塗布することで、輝きを長持ちさせ、汚れの付着や劣化を防ぎます。
5. 定期的なメンテナンス
ピカールは強力なクリーナーですが、頻繁に使う必要はありません。
日常的なメンテナンスは、中性洗剤や専用のホイールクリーナーで行い、ピカールは頑固な汚れが目立つ場合にのみ使用することで、ホイールの寿命を延ばすことができます。
ピカールが適用可能なその他の自動車パーツ
ピカールは、ホイール以外にも様々な自動車パーツの輝きを取り戻すのに役立ちます。
ただし、ホイールと同様に、パーツの材質や表面処理によっては使用を避けるべき場合もありますので、注意が必要です。
以下に、ピカールが適用可能なパーツと、使用上の注意点を解説します。
- メッキパーツ
バンパーやグリル、ドアミラーなどに施されたメッキパーツは、経年劣化や水垢などでくすみやすい部分です。
ピカールは、これらのメッキパーツの輝きを取り戻すのに効果的です。
ただし、プラスチックにメッキ加工されたパーツには使用を控えましょう。
メッキ層が薄く、剥がれてしまう可能性があります。 - ステンレスパーツ
マフラーカッターやエキゾーストパイプなど、ステンレス製のパーツにもピカールは使用できます。
焼けや錆、水垢などを落とし、輝きを復活させることができます。
ただし、耐熱塗装が施されている場合は、塗装を剥がしてしまう可能性があるので使用を控えましょう。 - 金属製の装飾パーツ
エンブレムやモール類など、金属製の装飾パーツにもピカールは有効です。
くすみや汚れを落とし、新車のような輝きを取り戻すことができます。
ただし、塗装されている場合は、目立たない部分でテストしてから使用しましょう。 - ヘッドライトの黄ばみ除去 (プラスチックレンズの場合、要注意)
プラスチックレンズのヘッドライトの黄ばみにも、ピカールは効果を発揮することがあります。
しかし、研磨力が強いため、磨きすぎるとレンズ表面に細かい傷がつき、かえって黄ばみを悪化させる可能性があります。
使用する場合は、非常に優しく、慎重に磨く必要があります。
また、磨き終えた後は、コーティング剤などで保護することをお勧めします。
近年は樹脂製のヘッドライトレンズが主流となっており、表面にコーティングが施されている場合が多いです。
ピカールを使用するとこのコーティングが剥がれてしまい、かえって劣化を早める可能性があります。
そのため、ヘッドライトの黄ばみ除去には、専用のクリーナーを使用することをお勧めします。
使用上の注意点
- 材質の確認
ピカールを使用する前に、必ずパーツの材質を確認しましょう。
塗装面やプラスチック、樹脂パーツへの使用は避け、金属パーツに限定しましょう。 - 目立たない部分でのテスト
初めて使用するパーツには、必ず目立たない部分でテストを行い、問題がないことを確認してから全体に使用しましょう。 - 少量の使用と適切な力加減
少量を布に取り、優しく円を描くように磨きましょう。
力任せに磨くと、パーツを傷つける可能性があります。 - 磨き後のケア
磨き終えた後は、水でピカールを完全に洗い流し、乾いた布で拭き取ります。
必要に応じて、保護剤を塗布することで、輝きを長持ちさせることができます。
ホイールのくすみ、ピカールで復活!?│白錆、おすすめの磨き剤

出典 - 公式サイト
ピカール以外にも、ホイールクリーナーやコンパウンドなど、様々な洗浄・研磨方法が存在します。
ホイールの材質や汚れの程度、そして求める仕上がりによって最適な方法を選択することが、美しいホイールを維持する鍵となります。
おすすめのアルミホイール磨き剤は?
アルミホイールのくすみや汚れを落とし、輝きを戻すためのアルミホイール磨き剤としては、用途と効果のバランスが重要です。
リンレイ ホイールクリーナー D-18
市場で特に評価が高く、粘り気のある泡がホイール表面に密着し、ブレーキダストやタール、ピッチなどの頑固な汚れを効果的に分解・除去します。
液剤が垂れにくく汚れに長く作用するため、少ない作業でしっかり洗浄可能です。
カーメイト アルミホイールクリーン&コート・マグナショット
洗浄と同時にコーティングができ、高い評価を得ています。
こちらは中性の液性でありながら強力な洗浄力を持ち、汚れ落としだけでなくホイール表面の保護まで一度に行える点が特徴です。
特に融雪剤や油汚れにも対応でき、作業時間を短縮したいユーザーにおすすめです。

さらに、ピカールなどの固形研磨剤は、洗浄後に細かい傷やくすみを取り除き、鏡面のような輝きを出すために有効ですが、必ずしも「くすみ取り」のみに特化した洗浄剤とは異なります。
使い方によっては研磨力が強すぎるため表面を傷つける可能性もあるため、基本の洗浄クリーナーとの併用が効果的です。
総合的にみて、効果的なアルミホイール磨き剤は「汚れ落とし力の高い専用クリーナー」と「仕上げ用の研磨剤」の併用が理想です。
リンレイ「ホイールクリーナー D-18」でしっかり汚れを落とし、必要に応じてピカールなどの研磨剤で美しい輝きを引き出す方法がもっとも効果的と言えるでしょう。
アルミホイールの白錆はピカールで落ちる?
アルミホイールの白錆は、ピカールである程度落とすことが可能ですが、状況によって効果に差があります。
白錆はアルミの表面に発生する酸化物で、特にクリア塗装の剥がれや傷、融雪剤の残留などが原因で発生します。
軽度の白錆や表面のくすみであれば、ピカールの研磨作用で表面の酸化層を削り落とし、輝きを取り戻すことができます。
しかし、白錆が深く進行している場合や腐食が広範囲に及んでいる場合は、ピカールだけでは完全な除去は難しくなります。
このような場合は、サンドペーパーで腐食部分を削り落とし、適切な補修や再塗装を行う必要があります。
また、白錆の除去後は腐食の再発を防ぐため、塗装やコーティングで表面を保護することが重要です。
さらに、ピカールは研磨剤であるため、使いすぎると表面を傷つけるリスクもあります。
特にアルミホイールにはアルマイト加工やクリア塗装が施されていることが多いので、加工層を削りすぎないように注意が必要です。
アルミホイールを磨くときの番手は?

アルミホイールを磨く際の番手選びは、仕上がりの美しさと作業の効率を大きく左右します。
基本的には、研磨作業は粗い番手から徐々に細かい番手へと段階的に進める「荒→中→仕上げ」の順で行うのが鉄則です。
具体的には、最初に汚れや錆、深い傷がある場合は、約320〜400番程度の粗めの耐水ペーパーで大まかに表面を整えます。
その後、600〜800番あたりの中番手で表面の細かな凹凸を均し、最後に1500番以上の細かい番手で仕上げ磨きを行うことで、ツヤのある滑らかな面を作り出せます。
仕上げの段階でピカールなどの研磨剤を使うと、細かい傷を消してアルミ本来の輝きを引き出すことができます。
ただし、初期段階で細かい番手だけを使うと傷が残りやすく、逆に粗すぎる番手では磨きムラや深い傷の原因になるため、番手を段階的に変えながら丁寧に磨くことが重要です。
また、ブラック塗装など特殊な仕上げのホイールの場合は、研磨傷が目立つため、より繊細な番手や専用の研磨剤を使うなど、特に慎重な作業が求められます。
車のホイールは洗浄したほうがいいですか?
車のホイールは、走行中にブレーキダストや泥、水はね、融雪剤など多くの汚れにさらされやすい部分です。
このため、定期的な洗浄はホイールの美観を保つだけでなく、腐食や劣化を防ぐためにも非常に重要です。
特に、ブレーキダストには金属成分が含まれており、酸化してホイール表面に錆や白錆(くすみ)の原因となるため、洗浄によって早めに除去することが求められます。
さらに、ホイールをきれいに保つためには、洗浄後にホイールコーティングを施すことも推奨されています。
コーティングは汚れの付着を防ぐだけでなく、錆の発生や熱による劣化も軽減する効果があります。
これにより、洗車の頻度を減らせるうえ、メンテナンスが楽になるというメリットが得られます。
洗浄のタイミングとしては、一般的な走行環境であれば1~2ヶ月に1回、汚れが多い環境では2~3週間に1回の頻度が推奨されています。
また洗車は直射日光が強い日や風の強い日は避け、薄曇りで風の弱い日に行うのがホイールやボディの傷付きを防ぐ上で最適です。
総括│ホイールのくすみ、ピカールで復活!?
ホイールのくすみは、車の外観を損なうだけでなく、劣化のサインでもあります。
ピカールは、こうしたくすみを効果的に取り除く優れた研磨剤として、多くのドライバーに支持されています。
アルミホイールやスチールホイールに対応し、適切な方法で使用すれば、驚くほどの輝きを取り戻すことが可能です。
ホイールの手入れにおいては、使用する研磨紙の番手選びや、白錆の対策も大切です。
さらには、洗浄の頻度や方法を守ることで、ホイールの美しさと寿命を長く保つことができるでしょう。
最終的には、適切なケアとメンテナンスを続けることで、車全体の印象を格段に向上させることができます。
ピカールや他の磨き剤を上手に活用し、愛車のホイールをいつまでも美しく保ちましょう。