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ウォッシャーノズルの詰まりを簡単解消!セルフ修理で視界スッキリ!

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ウインドウォッシャーノズルの詰まりを針で修理する男

ウォッシャー液の噴射に重要な役割を果たすウォッシャーノズルは、小さな穴が詰まることで液が出なくなるトラブルがよく起こります。詰まりはホコリや砂、ワックス、ウォッシャー液の成分の固まりなどが原因で発生し、そのまま放置すると視界確保に支障をきたすため早めの対処が必要です。本記事では、ウォッシャーノズルの、自分でできる掃除の手順、詰まり解消のコツをわかりやすく解説します。

記事のポイント

ウォッシャーノズルの詰まりはセルフ修理で解消できる
ノズル詰まりの主原因はホコリやワックス、液の固まりなど
針や専用クリーナーで詰まりを優しく取り除く
拡散式ノズルは破損しやすいので注意が必要
車検ではウォッシャー液の正常作動が必須

ウォッシャーノズルの詰まりを簡単解消!

変な方向に飛ぶウインドウォッシャーノズル

ウォッシャー液が出ない!考えられる主な原因
ウォッシャー液ノズルの詰まり解消テクニック
詰まり解消に役立つ道具
種類別ウォッシャーノズルの特徴
ウォッシャー液の噴射方向がずれた時の調整方法

簡単なゴミ詰まりから、ホースの破損、ウォッシャーポンプの故障まで、原因によって対処法も費用も大きく変わります。

ウォッシャー液が出ない!考えられる主な原因

洗車した泡がウインドウォッシャーノズルに詰まる

さて、いざ窓の汚れを落とそうとレバーを引いたのに、「あれ?ウォッシャー液が出ない…」なんて経験はありませんか?
「故障かな?」と焦るかもしれませんが、原因は意外と簡単なことだったりします。

原因①:ウォッシャー液の不足【まずはここから!】

「え、そんなこと?」と思われるかもしれませんが、これが一番多く、そして最も基本的な原因です。特に普段あまり使わない方は、液が減っていることに気づきにくいものです。まずはボンネットを開けて、ウォッシャー液のタンクを確認してみてください。青や水色のキャップで、フロントガラスに水が噴射されているようなマークが描かれているのが一般的です。タンクが空っぽ、もしくは量が著しく減っていたら、補充するだけで解決します。

原因②:ノズルの詰まり【これも非常に多いです】

ウォッシャー液は入っているのに出が悪い、片方しか出ない、霧状にならずにチョロチョロとしか出ない。そんな時は、噴射口である「ノズル」の詰まりが考えられます。
ノズルは非常に小さな穴なので、洗車機のワックス成分が固まったり、ホコリや砂、ウォッシャー液の成分が結晶化したりして詰まってしまうことがよくあるのです。特に、長期間お車に乗っていなかったり、水道水などを補充したりしていると詰まりやすくなります。

原因③:ホースの抜け・詰まり・亀裂

タンクからノズルまでウォッシャー液を送っているゴムや樹脂の「ホース」に問題があるケースです。
ボンネットの開け閉めを繰り返すうちに接続部が抜けたり、経年劣化でホースに亀裂が入って液が漏れてしまったりすることがあります。ウォッシャーを作動させたときにモーター音はするのに液が出ず、代わりに車の下やボンネットの隙間から液がポタポタと垂れてくる場合は、この原因を疑ってみてください。

原因④:ウォッシャーポンプ(モーター)の故障

レバーを引いても「ウィーン」という作動音が全く聞こえない場合は、ウォッシャー液を汲み上げる「ポンプ(モーター)」自体の故障が考えられます。モーターが動かなければ、当然液は噴射されません。また、モーターは動いていても、内部の羽が破損してうまく液を吸い上げられないこともあります。ポンプが故障している場合は部品の交換が必要になります。

まずはご自身で「液は入っているか?」「モーター音はするか?」という2点を確認するだけでも、原因をかなり絞り込むことができます。

ウォッシャー液ノズルの詰まり解消テクニック

ここでは最も多い原因である「ノズルの詰まり」をご自身で解消する具体的なテクニックをお教えします。
特別な工具がなくても試せる方法ばかりですので、ぜひチャレンジしてみてください。

テクニック①:針や安全ピンで直接つついてみる【一番手軽な方法】

ご家庭にあるような、細い針や安全ピン、マチ針などを使って詰まりを取る方法です。これが最も簡単で、初期の軽い詰まりであれば効果てきめんです。
ただし、爪楊枝など柔らかくて折れやすい物は使わないようにしましょう。折れるとノズル内部に残ってしまい、さらに詰まってしまうことがあります

1.準備するもの:安全ピンやマチ針、縫い針など、先端が細くて硬いものを用意します。
2.ノズルの穴を掃除する:用意した針の先端を、ウォッシャーノズルの噴射口にそっと差し込みます。
3.優しく動かす:穴の中でカリカリと軽く動かし、固着したワックスやホコリを削り取るようなイメージで掃除します。このとき、無理な力を加えないでください。強く押し込むと、詰まりを奥に押し込んでしまったり、ノズル自体を破損させたりする原因になります。あくまで優しく、丁寧に行うのがコツです。
4.確認する:何度か出し入れして掃除したら、一度車に乗ってウォッシャーを作動させてみましょう。勢いよく噴射されれば成功です。

テクニック②:エアダスターで逆噴射する【少し本格的な方法】

パソコンのキーボード掃除などに使う「エアダスター(缶スプレー式のもの)」があれば、より強力に詰まりを解消できる可能性があります。これは、ノズルの噴射口側から空気を送り込み、詰まりを吹き飛ばす方法です。

1.ボンネットを開ける:ノズルの裏側が見えるようにボンネットを開けます。
2.ホースを外す:ノズルにつながっている黒いゴムホースを、ゆっくりと引き抜きます。固い場合は、少しひねるようにすると抜けやすいです。
3.空気を送り込む:ノズルの噴射口(表側)にエアダスターのノズルをぴったりと当てて、数回、強く噴射します。詰まっていた汚れが、先ほどホースを抜いた側からポンッと飛び出してくるはずです。
4.元に戻して確認:掃除が終わったらホースをしっかりと元に戻し、ウォッシャーが正常に噴射されるか確認します。

テクニック③:ノズルを外して丸洗いする【最も確実な方法】

上記の方法で解消しない頑固な詰まりの場合は、ノズル本体を車から取り外して、つけ置き洗いするのが最も確実です。

1.ノズルを取り外す:上記②と同様にホースを抜いた後、ノズル本体を固定しているツメなどを押しながら、ボンネットから取り外します。車種によって固定方法が異なりますので、無理に引っ張らないよう注意してください。
2.つけ置きする:洗面器などにお湯(40〜50度くらい)を張り、その中にノズルを30分ほど浸けておきます。これにより、固まったワックスや汚れがふやけて取れやすくなります。
3.洗浄する:古い歯ブラシなどを使って、優しくこすり洗いをします。噴射口の部分は、再度、針などで慎重に掃除してください。
4.元に戻す:汚れが取れたことを確認したら、完全に乾かしてから車体に戻し、ホースを接続します。

これらの方法を試しても改善しない場合は、ホースの途中が詰まっていたり、ポンプに問題があったりする可能性が考えられます。無理に作業を続けると他の部品を傷つけてしまうこともありますので、そんな時は整備工場にご相談ください。

詰まり解消に役立つ道具

ウインドウォッシャーノズルを器具で修理する男

ウォッシャーノズルの詰まりを解消するためには、いくつかの道具が役立ちます。まず、安全ピンは細くてノズルの小さな穴に入りやすいため、詰まっているゴミや汚れを細かく砕くのに適しています。ただし、慎重に作業しないとノズルを傷つけたり穴を広げたりする恐れがあるため、優しく取り扱うことが大切です。

また、近年はノズル専用のクリーナーが市販されており、カー用品店やオンラインショップで購入可能です。この専用クリーナーはノズルの形状に合わせて作られているため、安全かつ効果的に詰まりを除去できます。自信のない方や安全性を重視する方には特におすすめです。

さらに、用途によっては歯間ブラシの極細タイプ(SSSサイズなど)を使う方法もあります。これはノズルの詰まりをやさしくほぐすのに効果的とされています。パーツクリーナーをスプレーしてから行うと、内部の汚れを分解しやすくなります。

種類別ウォッシャーノズルの特徴

勢い良く水が飛ぶウインドウォッシャーノズル

「ウォッシャーノズル」と一括りに言っても、実はいくつかの種類があり、それぞれに特徴と注意点があります。ご自身の愛車のノズルがどのタイプかを知っておくことは、正しいメンテナンスの第一歩です。ここでは代表的な種類とその特徴について、プロの目線で解説します。

1. ストレート式(ジェットウォッシャー)

昔から多くの車に採用されている、最も基本的なタイプです。
ノズルの穴から、1本から3本程度の直線的な水流でウォッシャー液を噴射します。構造が比較的シンプルなため、専用クリーナーの針を使って詰まりを解消しやすいのが特徴です。また、噴射角度の調整もクリーナーの先端で行いやすいタイプと言えます。

2. 拡散式(ミストウォッシャー)

近年の主流となっているのが、この拡散式です。
その名の通り、ウォッシャー液を霧状(ミスト)にして、フロントガラスの広範囲に均一に噴射します。水流がワイパーブレードの動き出しから広範囲に行き渡るため、拭き残しが少なく、視界を素早くクリアにできるというメリットがあります。

【最重要注意点】
この拡散式ノズルは、内部構造が非常に繊細で複雑です。詰まりを取ろうとして、針やピンなどの硬いものを突き刺さないでください。
内部には液を霧状に変えるための小さな部品が入っており、針を刺すとそれが破損してしまいます。そうなると、ノズルASSY(アッセンブリー:部品一式)での交換となり、数千円から一万円以上の修理費用がかかることも珍しくありません。

拡散式が詰まった場合は、まずエアダスターなどで外から軽く吹いてみる程度に留め、それで改善しない場合は、整備工場にお任せするのが安全で確実です。

3. リアウォッシャーノズル

ハッチバックやステーションワゴン、SUV、ミニバンなど、垂直に近いリアガラスを持つ車に装備されています。
フロント用とは異なり、リアワイパーのアーム付け根や、ハイマウントストップランプの横などに設置されていることが多いです。
リアウォッシャーには特有の注意点があります。

  • 使用頻度の低さによる固着:フロントに比べて使用頻度が低いため、ノズル内部でウォッシャー液の成分が乾燥・固着して詰まりやすい傾向にあります。
  • 長い配管ホース:車の前方にあるウォッシャータンクから、長いホースを通って後端まで液が送られます。そのため、ノズルだけでなく、ホースの途中での詰まりや、長期間使わないことによる「エア噛み」で液が出にくくなることもあります。

まずはフロント同様、専用クリーナーでノズルの穴を優しく清掃してみてください。それでも改善しない場合は、ホースの経路やポンプの状態を確認する必要があるため、専門的な点検が必要になります。

ウォッシャー液の噴射方向がずれた時の調整方法

一般的な噴射式ウォッシャーノズルは、ノズル内部の小さな突起や先端を道具で動かすことで噴射方向を変える構造です。調整には、専用のニードルタイプの調整ツールを使うのが最も安心です。まず、細い針部分でノズル穴の詰まりを解消し、その後、先端がやや太めの部分をノズル穴に差し込み、グッと押すことでノズルごと少しずつ角度を変えます。針や安全ピンなどでも代用できますが、専用ツールのほうが曲がったり折れたりせず、確実に調整できます。
専用ツールを使った調整イメージは、ノズルの先端に刺して小さく角度を変えるだけなので、少し動かすだけで噴射位置が大きく変化します。何度も細かく調整しながら、液が適切な位置に当たるか確認して仕上げます。

「拡散式ノズル」は外観が見えないため調整ができません。また、ノズルがねじ込み式で固定されている場合、調整の際に力を入れすぎると破損することがあるので、慎重な作業が必要です。

ウォッシャーノズルの詰まりを簡単解消!│費用、車検など

ウインドウォッシャー液を補充する

専門家(プロ)による修理が必要なケース
ウォッシャーの修理・交換にかかる費用は?
ウォッシャー液が出ないと車検に通らない?
総括│ウォッシャーノズルの詰まりを簡単解消!

修理費用は、数百円でできるセルフメンテから、モーターやホースの交換となると1万円程度になります。
また、ウォッシャー装置は、突然の視界不良から身を守るための重要な安全装置です。正常に機能しなければ車検には合格できません。

専門家(プロ)による修理が必要なケース

ウォッシャーノズルの詰まりやウォッシャー液が出ないトラブルは、多くの場合自分で簡単に対処できますが、以下のようなケースでは専門家(プロ)による修理が必要です。

まず、モーターやポンプの故障が疑われる場合です。これらは電気や機械的な部品であり、壊れるとウォッシャー液が全く噴射されなくなります。モーターやポンプは車体内の狭い場所やタンクの下部に取り付けられていることが多く、交換には専門技術が必要になります。

次に、配線トラブルやヒューズ切れ以外の電気系の故障も専門的な診断と修理が求められます。電子制御が関わるため、正確な故障箇所の特定や修理はプロの整備士に任せるのが安全です。

また、ウォッシャーホースの破損や抜けであれば、ホースの交換やレイアウト調整が必要です。ホースの取り回しや取り付け箇所の確認は専門知識が必要なため、無理に自分で扱うと状況を悪化させる恐れがあります。

さらに、安全ピンでの掃除では解消できないほどひどいノズルの詰まりや破損の場合も、ノズルの交換が必要となります。この作業も細かい部品の取り外しや再取付けを伴うため、整備工場での対応をおすすめします。

ウォッシャーの修理・交換にかかる費用は?

ウォッシャーの修理・交換にかかる費用は、原因や部品によって大きく異なります。ウォッシャーノズルの詰まりをクリーナーや歯間ブラシなどで自分で掃除する場合、専用のクリーナーは200~500円程度と安価ですので気軽に対応できます。ホースの破損やノズルの交換が必要な場合は、部品代として1,000円~3,000円程度が目安になります。

一方、モーターやポンプの故障がある場合は、部品代と工賃がかかり、修理費用は4,000円~13,000円程度になることもあります。配線のヒューズ切れなど比較的軽微なトラブルであれば、1,000~2,000円程度での修理が可能です。修理や交換は、自分で解決できない時や内部部品の故障が疑われる場合は、無理をせず専門の整備工場に依頼することをおすすめします。

ウォッシャー液が出ないと車検に通らない?

少ししか出ないウインドウォッシャー

ウォッシャー液が出ない状態では、車検に通らない可能性が高いです。車検ではフロントガラスの視界確保が重要視されており、ウォッシャー液が正常に噴射されないと安全な走行に支障をきたすためです。ウォッシャータンクの故障やモーター、配線のトラブルなどが原因でウォッシャー液が出ない場合は、車検に合格できません。

ただし、単にウォッシャー液の残量不足であれば、補充することで問題なく車検に通ることが多いです。そのため、車検を受ける前には必ずウォッシャー液の量と噴射状態を確認し、不具合があれば修理や補充を行うことが大切です。また、ウォッシャー液の代わりに水や薄めた洗剤を使うのは推奨されず、ウォッシャー液専用の液を使うようにしましょう。定期的な点検とメンテナンスで、車検前にトラブルを未然に防ぐことが重要です。

総括│ウォッシャーノズルの詰まりを簡単解消!

ウォッシャーノズルの詰まりは、ホコリや砂、ワックス、水垢などの異物が原因で起こりますが、自分で掃除することで解消できる場合が多いです。ノズルの穴はとても小さいため、専用クリーナーやマチ針、安全ピンなどを使い、丁寧に詰まりを取り除いてください。万が一、自分での掃除で解決しない場合や不安なときは、早めに専門の整備工場に相談しましょう。

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