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バッテリー6年目の注意点!突然のトラブルを防ぐために今すべきこと

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積み上げられた廃バッテリー

車のバッテリー、皆さんはどれくらい使っていますか?
「そういえば…もう6年目かも」と思い当たったあなた、要注意です!

バッテリーの寿命は一般的に3~5年と言われており、6年目ともなると、いつトラブルが起きてもおかしくありません。
この記事では、6年目のバッテリーが抱えるリスクや、交換時期のサイン、長持ちさせる秘訣まで詳しく解説します。

突然のエンジン始動不能で立ち往生…なんて事態を避けるためにも、ぜひ最後まで読んで、愛車のバッテリーの状態を確認してみてください。

記事のポイント

車のバッテリーの6年目は、交換時期の目安
高温多湿な環境、短距離走行ばかりは、バッテリーの寿命を縮める
不安を感じたら、電圧の測定、比重の測定など、状態をチェックする
一般的なガソリン車のバッテリーは、通常2~5年程度が交換の目安
ヘッドライトが暗くなった、電装品の動作が遅くなったという症状がでる

バッテリーが6年目だけど大丈夫?

ボンネットを開けてバッテリーの電圧チェックをする整備士

車検でバッテリー交換したからあと5年大丈夫?
バッテリー寿命が10年は可能?
バッテリーの7年目にするべき診断は?

車のバッテリーは6年目を迎えると、交換時期の目安となります。
突然のバッテリー上がりで立ち往生しないためにも、今のうちにバッテリーの状態をチェックしておきましょう。

車検でバッテリー交換したからあと5年大丈夫?

車検でバッテリーを交換したからといって、単純に「あと5年は大丈夫!」とは言えません。
確かに新品バッテリーの寿命は一般的に3~5年と言われていますが、これはあくまで目安。
実際の寿命は、使用環境や車の状態、バッテリーのタイプによって大きく左右されます。

車検時に交換されるバッテリーは、多くの場合、標準的な性能を持つものです。
高性能・長寿命タイプを選んだのでなければ、過信は禁物です。

【バッテリーの寿命を縮める要因】

  • 高温多湿な環境
    日本の夏のような高温多湿な環境は、バッテリーにとって過酷です。
  • 短距離走行の繰り返し
    エンジンを始動するたびにバッテリーを大きく消耗します。
    短い距離しか走らないと、充電が追いつかず寿命を縮めます。
  • 電装品の過剰使用
    カーナビやオーディオ、ドライブレコーダーなど、電装品を多く使用するとバッテリーへの負担が増えます。
  • 充電不足
    長期間乗らなかったり、オルタネーター(発電機)の故障などで、バッテリーが十分に充電されない状態が続くと寿命が短くなります。

車検で交換してから2~3年を目安に、定期的にバッテリーの状態をチェックすることをおすすめします。具体的には、

  • 電圧の測定
    バッテリーテスターを使って電圧を測り、劣化の度合いを確認します。
  • 比重の測定
    バッテリー液の比重を測定することで、バッテリーの状態を詳しく知ることができます。(メンテナンスフリーバッテリーではできません。)
  • エンジンのかかり具合
    エンジン始動時の音や回転に変化がないか注意深く観察しましょう。
    かかりが悪くなってきたら、バッテリー上がりの前兆かもしれません。

安心・安全なカーライフのためにも、バッテリーの状態には常に気を配りましょう。

バッテリー寿命が10年は可能?

バッテリーが上がってしまって救援車にケーブルをつなぐ

バッテリーの寿命が10年もつというのは、いくつかの条件が揃えば、完全に夢物語ではありません。
まず大前提として、バッテリーの設計寿命は一般的に2~5年程度。
6年目でも問題なく使えているなら、すでに優秀な方と言えるでしょう。
10年を目指すなら、更なる努力が必要です。

その努力とは、ズバリ「理想的なバッテリーの使用環境」と「こまめなメンテナンス」です。

【理想的な使用環境】

  • 極端な温度変化を避ける
    真夏の炎天下や真冬の極寒はバッテリーの大敵。
    駐車時は屋根付き駐車場を利用したり、バッテリーカバーを使用するなどして、温度変化を最小限に抑えましょう。
  • 短距離走行を繰り返さない
    エンジン始動時に大きな電力を消費するため、短距離走行ばかりだと充電が追いつかず、バッテリーの寿命を縮めてしまいます。
    定期的に長距離走行を行い、しっかり充電しましょう。
  • 電装品の使いすぎに注意
    エンジン停止中にライトやエアコンなどを長時間使用すると、バッテリー上がりの原因になるだけでなく、バッテリーへの負担も大きくなります。
    必要な時以外は、こまめにオフにする習慣をつけましょう。

【こまめなメンテナンス】

  • 定期的なバッテリーチェック
    最低でも年に1回は、電圧や比重などをチェックしてもらいましょう。
    専門家に見てもらうことで、早期に劣化を発見し、適切な対処ができます。
  • ターミナルの清掃
    ターミナルに付着した汚れは、電気の流れを悪くし、バッテリーの性能低下につながります。
    定期的に清掃し、接点を良好な状態に保ちましょう。
  • 補水の確認(必要なバッテリーの場合)
    バッテリー液が減っている場合は、精製水で補充しましょう。
    ただし、メンテナンスフリーバッテリーの場合は、補充の必要はありません。

これらの条件を満たすことで、バッテリー寿命を飛躍的に伸ばすことが可能になります。
もちろん、10年というのはあくまで目安であり、使用状況や車種、バッテリーの種類によっても大きく変わります。

とはいえ、適切なケアを怠らなければ、7年、8年、そして10年と、長くバッテリーを使い続けることも不可能ではありません。
少しでも長くバッテリーを使いたい方は、ぜひこれらのポイントを意識してみてください。

バッテリーの7年目にするべき診断は?

車のバッテリーが、7年目を迎えても問題なく使えているケースはあります。
ただし、7年目となるとバッテリーの性能は確実に劣化しているため、突然のトラブルを避けるために専門的な診断を受けることをおすすめします。

【7年目のバッテリーに推奨される診断内容】

  • 日常使用時の点検
    ヘッドライトの明るさやパワーウィンドウの動き、ワイパーの作動が遅くなっていないかチェックすることは、バッテリー状態を把握する目安になります。
  • バッテリー容量(充電保持能力)の測定
    専用テスターを使用して、バッテリーがどれくらいの電気を蓄えられるかを数値化します。
    通常時の電圧測定だけでなく、負荷をかけた状態でのテストを行うことで寿命の兆候や弱り具合がわかります。
  • 始動性能の確認
    スターターモーターを回す電力が大きいため、始動時の電圧降下が大きいとバッテリーの劣化が疑われます。
    実際に、エンジン始動時の電圧変動をチェックすることが有効です。
  • オルタネーターの出力電圧チェック
    オルタネーターは、エンジンがかかっている時にバッテリーを充電する役割を担っています。
    オルタネーターの出力電圧が低いと、バッテリーが十分に充電されず、寿命を縮める原因になります。
    これもテスターで簡単にチェックできます。
  • 車の使用環境・運転状況の確認
    アイドリングストップ車や短距離・市街地走行が多い車はバッテリーへの負担が大きいため、放電過多の状態かどうかも見ておくとよいでしょう。

もし診断の結果、バッテリーの劣化が明らかであれば交換を検討してください。
7年以上使用しているバッテリーは突然上がってしまうリスクが高いため、未然に対応することが安全運転につながります。

バッテリーが6年目だけど大丈夫?│寿命、注意症状など

大手カー用品店でバッテリーを選ぶ男

バッテリーは何年ぐらいもちますか?
バッテリーが弱ってる症状とは?
総括│バッテリーが6年目だけど大丈夫?

バッテリーの劣化は、さまざまな症状として現れます。
日常から点検できる項目から、テスターでの点検など解説します。

バッテリーは何年ぐらいもちますか?

車のバッテリー寿命、実際の耐用年数は、車の種類や使用環境、走行距離、使い方によって大きく変わります。

  • 一般的なガソリン車のバッテリーは、通常2~5年程度が交換の目安です。
    中でも、頻繁に短距離走行やエンジンのかけ直しが多いとバッテリーの負担が増え、寿命は短くなりやすいです。
  • アイドリングストップ機能搭載車は、バッテリーの負担が特に大きいため、寿命は短めで2~3年程度が目安とされています。
  • ハイブリッド車の補機バッテリーの場合は、4~5年程度とやや長持ちしますが、メインの駆動用バッテリーは5~8年が寿命の目安で、走行距離10万km前後がよく言われています。

バッテリーは消耗品であり、使い続けるほど内部化学物質の劣化が進みます。
特に2~3年を過ぎたあたりから、定期的な点検や電圧測定を行い、早めの交換タイミングを見極めることが重要です。

また、電圧の目安としては、エンジン停止時に12.5V~12.8Vが正常で、12.5Vを下回るとバッテリーの劣化が進んでいる可能性があります。
エンジン始動時は、13.5V~14.5Vが正常です。

以上を踏まえ、6年目のバッテリーは寿命をかなり超えている可能性が高く、突然上がるリスクも大きいです。
早めの交換を検討し、定期的な診断を受けることをお勧めします。

バッテリーが弱ってる症状とは?

スーパーの駐車場でバッテリー上がりの車にケーブルをつないで始動させる

バッテリーが弱ってくると、様々な症状が現れます。
早期発見、早期交換で思わぬトラブルを回避できますので、以下の症状に心当たりがあれば、早めの点検をおすすめします。

  1. エンジン始動時の変化
  • かかりが悪い
    セルモーターの回転が遅く、いつもより時間がかかる、キュルキュルという弱い音しか出ない、といった症状が現れます。
    これが最も分かりやすいバッテリー上がりの前兆です。

2. ライト類の変化

  • ヘッドライトが暗い
    バッテリーが弱ってくると、ヘッドライトの光量が落ち、暗くなります。
  • 室内灯が暗い
    ヘッドライトと同様に、室内灯も暗くなります。

3. 電装品の動作不良

  • パワーウィンドウの動きが遅い
    上昇や下降の速度が遅くなったり、途中で止まってしまうことがあります。
  • オーディオの音質が悪化
    ノイズが入ったり、音が途切れたりするようになります。
  • カーナビの再起動
    エンジン始動時にカーナビが再起動してしまう場合は、バッテリーの電圧が不安定になっている可能性があります。

4. 警報音や警告灯

  • クラクションの音が変化
    これまでより明らかに弱々しい音量だった場合は、バッテリー電圧の低下が考えられます。
  • バッテリー警告灯の点灯
    これは、バッテリーが正常に充電されていないことを示すサインです。
    バッテリー自体の問題だけでなく、オルタネーターの故障も考えられますので、すぐに点検が必要です。
  • セキュリティアラームの誤作動
    電圧の低下によって、セキュリティアラームが誤作動を起こすことがあります。

5. その他

  • バッテリー液の減少
    バッテリー液が減っている場合は、補充または交換が必要になります。
  • 端子部の腐食
    白い粉のようなものが付着している場合は、腐食が進んでおり、電気の流れが悪くなっています。

これらの症状は、バッテリー以外にも原因が考えられる場合もありますが、いずれも放置すると大きなトラブルにつながる可能性があります。

総括│バッテリーが6年目だけど大丈夫?

車のバッテリーは通常、使用状況や環境により異なりますが、一般的な寿命は約3〜5年とされています。

6年目を迎えたバッテリーは内部の劣化が進み、容量が大幅に減少している可能性が高く、交換を検討すべき時期に差し掛かっています。
特に寒冷地での使用や長期間の使用頻度が低い場合は、劣化スピードが速まることもあります。

したがって、6年間使い続けているバッテリーは、突然のトラブルを避けるためにも早めの点検と交換をおすすめします。
安全かつ快適なカーライフのためには、劣化の兆候が見られた段階で専門店での診断を受けることが重要です。

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